立ち位置

先日の衆院選を見ていて今さらながら考えることがあった。

人は自分の立ち位置を把握するのが難しい。自分が今どこにいるのかがわからないのだ。いろいろなバイアスや過去の様々な体験が邪魔をして判断を鈍らせるのだ。そしてオレに限って言えば、実生活の方向感覚でさえ怪しい。おそらくバカだからだと思うが、目的地と反対方向に進んでしまい、立ち止まり冷静に周囲を観察して修正することがよくある。

衆院選で敗退した政党や候補者も現状や立ち位置が全く把握できていなかった。環境、情勢、風のようなものを的確に把握できるのはそれが過ぎ去った後なのだ。

考えてみれば自分自身のことでさえ完璧にわかるのは難しいし、ましてや制御するのは不可能に近い。

頭の中で様々なオプションや邪念が渦巻き、次の一歩を阻む。自分のコンフォートゾーンを抜け出すには相当の覚悟と体力がいるのだ。

そして結局いつものように、どうせ正解は無いどうなったとしても命を取られることも無いだろう、という結論に行き着き、なんとか対処療法をしながら時間が解決してくれるまで待つことになる。

そこでの結果がどうであったとしても後悔や反省は無意味だとオレは思うが、自分の立ち位置の把握だけはしておきたいと考えている。