
先日(4/24)、久しぶりに高校の同級生と銀座で飲んだ。
新橋での仕事を早めに終わらせ、いつも通り「時計」を見て回り(リシャールミルはやっぱりイイ、いつか欲しい!)約束より早い時間に店に入った。手持無沙汰にしていたら、一杯いかがですか、と言われたので生ビールを飲みながらメンバーがそろうのを待った。約束の19時を少し回った頃、2人が別々に入ってきた。一人は公認会計士、もう一人は女医だ。
青栁君、今何やってるの?あれっ前言わなかったっけどこまで言ったかなあ、、コンサルだよ、と当たり障りなく答える。(だいたいコンサルと言っておけば間違いないのだ。相手は勝手にイメージしてくれるので詳細を言う必要がない。)案の定、ふーん、と興味なさそうだ。
それからお互いの近況で盛り上がる。
少し前からビジネスでもプライベートでも年下との会話が90%以上だ。同級生となると全く機会がない。 やっぱり同期はいいなあ、等と思いながら楽しく2時間ほど過ごした。
会話の中で、幹細胞治療の話題が出た。どうやら金持ちの間で流行していて、自分の脂肪から幹細胞を抽出し、肌に注入するらしい。何のためにそんなことするんだ、と聞いたらアンチエイジングに決まっているだろうと言う。よくわかんねーな、生老病死は人間の宿命だろうと言ったら、あのなあ金持ちは一分一秒でも長生きしたいものなんだよ、と返された。
オレに言わせれば、ひとつずつ年を取り適当な時期に老いて死ぬからこそ人生に価値があるのではないか、短すぎるのは嫌だがあまり長すぎるのもどうかと思うが、どうだろうか?感覚的に言えば、70年から80年を喜怒哀楽とともに生きる、それで十分だと言いたかったが、議論しても仕方ないので黙っていた。
2次会は渋谷だと思うが、タクシーで連れていかれたため、はっきりわからない。ただ気が付いた時には、ギターの生演奏で松山千春の恋を熱唱していた。(多分迷惑かけてる)そこで2人は帰ってしまったが、オレは銀座に戻って、後輩のGUNROOMで飲み、ふらふらしていたら知らない店に案内され、そこでも何か飲み(なにを飲んだかわからん)、気が付くとホテルにいた。
最近は、酒の量も減り、ますますジジイになったと諦めていたが、まだ銀座界隈で4件も飲めるのか、オレはまだまだやれる、と思い元気が出た。
オレにはアンチエイジングは必要ない。