blue body of water under white clouds

昨日、公開2日目に見た。

「居場所」がテーマだ。

人は居場所があるから生きていける。

「家に帰りたい。」と語った場面が印象的だ。

バーチャルが進み現実社会と仮想空間が融合されるような世界に近づいているが、どんな状況になっても生きている限り身体性が消え去る事は無い。

人間には居場所が必要だ。

しかしなんらかの要因で居場所を逸脱せざるを得ない時がある。

実感として理解できる。

「オレの居場所じゃねーな。」はソコラジュウにあるし、居場所だと思っても時の経過で状況は変わる。

自分の居場所を見失った2人が海の見える変哲もない場所で「諦め」と笑うラストシーンは2人が足掻いてたどり着いた、最後の居場所だった。

キャストも全員良かった。

2時間cruel worldを味わった。